桟敷山(1931m)、小桟敷山(1852m)は、湯ノ丸や篭ノ登山からすぐ近くに見える並んだ丸い山で、興味を持っていた。先日上京のおり新幹線の中で見た車内誌「トランヴェール2012/7」に『旅するチョウ、アサギマダラに会う』観察スポットとして桟敷山が紹介されていたこともあり、行ってみた（8月初め）。
桟敷山・小桟敷山は、村上山と同じく浅間・烏帽子火山群の中で、数十万年前にできた溶岩ドームである。
アサギマダラは「高原の貴婦人」ともいわれる美しい蝶で、池の平でもよく出会い、また御代田町にはアサギマダラの好きなフジバカマの花畑を整備など、活動を行っているグループがある。
(1) 車で地蔵峠を越え、群馬県嬬恋村側に1.5Km下ったところ（90番観音）を、右に桟敷山林道（舗装道路）250m入ったところに桟敷山登山口のある駐車場。駐車場から桟敷山・小桟敷山が見える。
(2) 駐車場の案内標識から、登山道に入る。ササやシラカバ林の明るい道を進む。10分ほどで（右）小桟敷山との分岐点を左手に。
(3) 火山の溶岩もあり、「桟敷山頂まで700ｍ」標識がある中間点。
(4) 天然カラマツの林
(5) ササ原の中に、（右）展望岩との分岐点を左手に。
(6) 5分ほどで桟敷山山頂。石の祠と桟敷山1931mの標識がある。北側半分は開けているが、あいにくモヤッていて眺めはきかない。
(7) 1時間弱の登りだった。休憩してから下りたが、視界が良くないので、展望岩には寄らずに同じ道を下山。
(8) 小桟敷分岐点から左手 小桟敷登山口方向に。
(9) ここがアサギマダラの里だった！！ ヨツバヒヨドリが咲いている明るい原っぱで、「せんべい平 アサギマダラの里」の標識。写真撮りなどで入らないように、登山道がテープで仕切られている。数頭アサギマダラが舞っているのが見えた。
アサギマダラの写真も撮れた。
(10) 小桟敷山登山道に交わり、（小桟敷には登らずに）登山口に下り、桟敷山林道（舗装道路）を駐車場まで戻る。
桟敷山のコースタイムは登り50分＋下り40分＝計1時間30分となっているが、登りは1時間弱で、計2時間ほどだった。小桟敷山（コースタイム：登り30分＋下り20分＝計50分）はまたにしよう。チョウの写真を撮りに来ている人がいた。
駐車場から桟敷山・小桟敷山 |
駐車場の案内標識から、登山道 |
ササやシラカバ林の明るい道 |
小桟敷山との分岐点 |
火山の溶岩 |
「桟敷山頂まで700ｍ」標識 |
天然カラマツの林 |
展望岩との分岐点 |
桟敷山山頂 |
桟敷山山頂 |
アサギマダラの里(せんべい平) |
アサギマダラの里(せんべい平) |
アサギマダラの里(せんべい平) |
 アサギマダラ
（ヨツバヒヨドリに） |
アサギマダラ
（ノアザミに） |
小桟敷山登山道に交わり |
小桟敷山登山口
（桟敷山林道） |
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桟敷山（2012/8/初）：
ヨツバヒヨドリ 四葉鵯、ウツボグサ 空穂草、シシウド 猪独活、ノアザミ 野薊 （クロヒカゲ）（セセリチョウ）、ヤナギラン 柳蘭、カワラナデシコ 河原撫子、シモツケ 下野、ハナチダケサシ 花乳茸刺、クガイソウ 九蓋草、コオニユリ 小鬼百合、ハクサンフウロ 白山風露、カラマツソウ 唐松草
ヨツバヒヨドリ
四葉鵯 |
ウツボグサ
空穂草 |
シシウド
猪独活 |
ノアザミ 野薊 に
クロヒカゲ |
ノアザミ 野薊 に
セセリチョウ |
ヤナギラン
柳蘭 |
カワラナデシコ
河原撫子 |
シモツケ
下野 |
ハナチダケサシ
花乳茸刺 |
クガイソウ
九蓋草 |
コオニユリ
小鬼百合 |
ハクサンフウロ
白山風露 |
カラマツソウ
唐松草 |
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その6．池の平湿原と周辺（2010/8）