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●その12．浅間山：黒斑山（2009/11）

黒斑山(くろふやま、2404m)に11月上旬登った。今年2回目で、今回は表コースを黒斑山まで登り、（蛇骨岳までは足をのばさず）帰りは中コースを下りた。

御代田から車で40分弱、登山口のある高峰高原・車坂峠(1973m)に着く。そこから黒斑山までコースタイム登り（表コース）2時間＋下り(中コース)1時間 15分、計約3時間15分のコースである。
11月上旬、天気のよい日で、浅間山が煙をだしている釜山までよく見え、その前に外輪山に囲まれた湯の平がすぐ下に見下ろせた。
　

　　　　黒斑山(高峰山から、2009/6) 　　　　　　　　　　　　　　黒斑山(湯の平から、2009/11)

(1) 家から車で40分弱、高峰高原・車坂峠(1973m)に着く。車坂峠右手の登山口に登山コース案内板・火山活動の注意書がある。「表コース・中コース」の分岐標識があり、まっすぐ表コースを登る。
(2) 溶岩のごろごろした登山道、赤い石もある。20分ほどで車坂山のピーク(2050m)に。
(3) 急坂をいったん下りて、また登りになる。
(4) 急な登りを続ける。左手が断層で深く落ちている。振り返ると今上り下りした車坂山越しに高峰山、水ノ塔・篭ノ登山が見える。（天気がよく烏帽子、遠くにはアルプスまで見えた）
(5) 左前方に浅間山が見え、シェルター（火山の避難壕）に着く。
(6) すぐに「槍ケ鞘（やりがさや）」と呼ばれる、黒斑山から南に伸びる尾根に出る。浅間山（前掛山）・剣ケ峰など眺めが良い。
(7) 左手へ尾根に沿って「トーミの頭（かしら）」へ。途中に中コースの合流点（帰りはここから下りる）。振り返ると槍が鞘、シェルターの赤い屋根も見える。
(8) 尾根に沿って「黒斑山」へ。途中に湯の平へ下りる草すべりの分岐点。TVカメラ塔・防災施設がある。（ここからの浅間山の映像はインターネットでリアルタイムに見られる）
http://www.sakuken-asama.jp/
(9) 黒斑山頂。浅間の前掛山の内側、釜山からの噴煙が見える。浅間山と剣ケ峰・牙山、黒斑山からつづく外輪山。湯の平の草原が見下ろせる。眺めを独占して、お昼の休憩。
(10) （蛇骨岳までは足をのばさず､）黒斑山から帰りはトーミの頭を経由し、槍ケ鞘の手前を右手に、明るい林間の中コースを下りる。下りきったところで、裏コースとの合流点があり、すぐに出発した登山口に戻る。
合計約4時間の行程だった。高峰高原ホテルの「コマクサの湯」にゆっくりはいってから帰った。

車坂峠登山口：登山コース案内板	「表コース・中コース」の分岐標識	溶岩のごろごろした登山道	赤い石も	車坂山に登り下り
また登り	急な登りを続ける	左手が断層で深く落ちている	急な登り	振り返ると車坂山越しに水ノ塔・篭ノ登
シェルター（火山の避難壕）	槍ケ鞘からトーミの頭、浅間	槍ケ鞘から浅間、剣が峰	トーミの頭へ	中コースの合流点
トーミの頭から浅間	トーミの頭から（振り返って）槍が鞘	トーミの頭から尾根に沿って黒斑へ	草すべりの分岐点	TVカメラ・防災施設
黒斑山頂	黒斑山頂から釜山	黒斑山頂から剣が峰	黒斑山頂から仙人岳・鋸岳	黒斑山頂から湯の平
中コース	裏コースとの合流点