●善光寺御開帳と布引観音(2009年5月)

善光寺御開帳参拝(2009年5月)
今年は善光寺の「御開帳」(ごかいちょう)の年で、次の7年後は分からないので、お参りしてきた。御開帳の期間中(4/5 – 5/31)秘仏のご本尊の代わりに前立本尊(まえだち ほんぞん)がかざられ、その手の指に結ばれた綱(糸)が、外に立てられた回向柱（えこうばしら）に繋がっている。この回向柱に触ってお祈りをするとご利益（ごりやく）があるといい、この行列は1時間以上かかると言われた。

5月連休明けてから平日に、しなの鉄道で行った。御代田駅10:15発、長野駅11:28着、緑が広がるのんびりとした眺めである。長野駅からバスに乗った。大門で降り、仁王門から山門(三門)をくぐると、本堂の前に回向柱が立っている。行列に並んだが、30分弱で柱に触れられ、お祈りが出来た。本堂の「お戒壇めぐり」は2-3時間かかるといわれて割愛し、なで仏（びんずる尊者像）のひざを(ひざの痛いのが治るように)なでてきた。

参道を下りて来たら、丁度 善光寺住職さん(尼さんだった)の行列があり、数珠で頭をなでてもらった（お数珠頂戴）。1時近くになったので、聞いてきたそば屋さん「小菅亭」で天ザルを食べ、お土産に「つるやの酒まん」を買った。帰りは駅までぶらぶら歩き、長野駅14:36発で御代田に16:08に帰ってきた。良い天気だった。

善光寺・仁王門	善光寺・山門	本堂と回向柱	本堂と回向柱	びんずる尊者像
お数珠頂戴	そば屋「小菅亭」

布引観音 (2009年5月)
「牛に引かれて善光寺参り」の伝説由来の観音様が小諸・千曲川の南側の断崖に祭られている。布引観音下の駐車場に車をおき、20分ほど険しい参道（山道）を登る。途中に石仏（見守り地蔵など）、滝(布引二段滝、不動滝)、奇岩(馬岩、牛岩)、善光寺穴(善光寺に通じているという？)など見られる。
古い山門（仁王門）が右手にあり、社務所に出る。本堂「天台宗布引山釈尊寺」があり、ここから断崖に埋め込まれた観音堂が写真のように眺められる。観音堂へは、岸壁をくり抜いた洞窟を抜けていく。

観音堂・宮殿（くうでん）は国の重要文化財、「白山社社殿」は長野県宝に指定されている。
新緑がきれいだったが、しだれ桜、紅葉の頃も良いという。

布引観音下の 駐車場	「牛に引かれて善光寺参り」の伝説由来	参道（登山道）入口	布引二段滝	馬岩
見守り地蔵	山門（仁王門）	社務所・本堂へ	本堂「天台宗布引山釈尊寺」	白山社社殿
布引観音堂	観音堂へ岸壁を くり抜いた洞窟	布引観音堂	布引観音堂・宮殿

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